2016年の1月15日、夜間に肺炎になりました。その時に盛大に血を吐いて、ああこれはもうおしまいなんだなと思いましたが、飲み薬も後数日分を残して、ほぼほぼ完治と言ったところ。
今日は血痰のお話。「痰」「血」を含む内容なので不快に思われる方はここで読まれるのをストップ!
私はその肺炎になったとされる15日の晩だけでなく、血、血痰を吐くと言う人が数日続きました。言葉で言うなら・・・黒いレバー、肉の様なかたまりを吐く感じ。吐いたそれを見て、体の一部が取れた、剥がれ落ちてしまったのでは・・・と思いたくなる程。そんな固まりと血を一緒にげーげー吐いてました。
X線にCTに血液検査にと検査を続けましたが、内科の先生もどうにもはっきりした回答がありません。
そんな時、やはり気になって「血痰」について調べるのです。
出てくるのは医療機関や知恵袋。血痰が出た場合は癌や結核の可能性もあるので、早めに受診しましょうと言った内容。そして医療機関や知恵袋”以外”で出てきたのは古い日付の個人のブログ。
彼らの闘病の記録が残っていて、そして今更新が続いていないことにその後どうなったのかを察するのです。そして弱った体と共にめっきり落ち込むのでした。
血痰=癌!?
このブログ、この記事もいつか「血痰」で人の目に触れる事があるのであれば、お伝えします。必ず癌になるわけではありません。そうじゃない場合もたくさんあります。血が出るは体のどこかが出血しているから、それならば病院に行ったほうがいいことには変わりはありません。ですが病院に行く前、検査結果が分かる前に、先に落ち込んでも仕方の無いことです。
状況によっては、血を吐く自分の姿を鏡ごしに見て憂鬱になったり、ぜーぜー息苦しいままに今自分の身に何が起こっているのかを判断しなきゃいけなかったりで、確かに冷静さを欠く状況がそこにあります。
治療も私の場合は、抗生物質や痰、咳の薬を服用して経過を観察(入院ではありませんでした。)、同時に血液や痰についても病院に検査として出しました。
いずれも「すぐ」に結果は分かりません。この結果が一つ一つ分かるまでの間がとてもとても長く感じられ、またこの結果は問題無いねと言われても、でも咳が!血痰が!となると、その結果にすら疑心暗鬼になるのです。
私がようやく気持ちに安心が持てる様になったのは、肺炎になってから2週間近く経過した後のことでした。通院先で紹介状を渡され呼吸器科のある病院へ、そこで再度検査・医師の説明を受けようやく順調に回復していることを知るのでした。(逆に言うと2週間経ってもまだ咳や血痰が治っていませんでした。)
そんな血痰を吐く人なんてあまりいないですかね。私も初めてのことでした。でも同じ状況の方がいたら、どうか不安になり過ぎない様に。いつかふらりと立ち寄られた方がいましたら、まずはしっかり寝る事、体を治すことに専念されてください。もちろん病院には必ず受診されますように。