[ワシントン 18日 ロイター] – 米連邦公開市場委員会(FOMC)は18日、債券買い入れを月額750億ドルに縮小することを決定した。一方で、買い入れ縮小による影響を和らげる狙いから、金利については当初予想より長期にわたり低水準に維持する可能性を示した。
米連邦準備理事会(FRB)は来年1月から債券買い入れ額を月100億ドル減らし750億ドルとする。内訳は国債が400億ドル、エージェンシー発行モーゲージ債(MBS)は350億ドルとし、50億ドルずつ減額する。
ロイター通信
結構、本とかニュースサイトで緩和縮小 → 株価下落って言われてたと思うんすけどねー。
発表の数日前にはこんな見出しでニュースに載るから余計びびるわけ。(よく読むと投資信託→ETFに移っているので減ってない)
なんかすっかり騙された気分っすけど勉強も兼ねて整理
・FRBは債券を毎月買って景気の刺激を狙っている
・毎月買うのはしんどい、いつかは止める
・雇用統計等、良い経済指標がでてきた
・購入額を月850億ドル→750億ドルに緩和縮小(今ココ)
850億→750億って言うとそんなに減って無い様な気もする。って、そう思わせる狙いなんすかねー。やばいやばいって不安が広がり株価下落が続く、そうなる展開だけは避けたかったはずだろうし。そうすると今回の縮小発表は市場の動揺を抑えた点でnice!!な感じなんすかねー。
ひとまず投信を保有してる人にとっては今回は救われた展開に。と言うかもしかすると緩和縮小(最終的には緩和終了)による暴落はもう無いのでは。これだけ世界中が警戒してるなら慎重にならざるを得ないだろうし、ヘッジファンドから個人の投資家までみんながみんな安値を拾おうと下落するその時を待ち構えているなら売る側も結構な強気になりそうな。
資産運用で気になるのはあとは日米欧の株高・過熱感。この辺はもう少しわかってくると今後の指針ができそう。