チャートで見る米国株指数の値動き。まだ下がる可能性はあるのだろうか。

ゴロゴロと鳴る雷雲

何か不吉な気配を感じる投資家がここに一人

さて誰だって株価の急落は回避したいものです。

特に何かを買ってまだ日が浅ければ、その損益もプラスとマイナスを前後する状況が多かったりします。

更に損失が出てれば、なかなか切ることにためらいも。

経験則から言うと何もしないことが案外一番の方法だったりします。落ちても半年、1年まあ寝かせてみようか、そう考えておけば案外それでうまくいったりします。

と前置きをした上でチャートを確認します。

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チャートはSPY。S&P500指数に連動するETFです。出来高も見たいのでETF=指数の値動きとして見てみます。今年の好調ぶりが確認できます。

青線は50日移動平均線。ここまで何度か移動平均線の下に潜りつつも、その後反発。また暫くして潜る、そして反発。この繰り返しの中で丁度今、その線の下側に位置しています。

じゃあここが押し目買いのポイントなのかと聞かれるとそうでもあり、トレンドの転換を疑うポイントでもあるところ。

金曜日の取引でローソク足は十字線が出現(1)。出来高を伴う十字線は売りシグナルとなるそうで出来高を見ると、出来高が増えていることを確認できます(2)。

赤い太線は$240(3)。これはETFなので、S&P500指数では10倍の2400pt。

3月4月5月とこの時は誰もがS&P500指数が2400ptを超えられるのか疑問に感じていた頃。

今はその2400ptを超えた上側に位置。ここで2400ptを死守できるかどうかも分岐点になりそうな気配。

ちなみに19日時点で2,425.55pt。あと-25.55ptで2400を割ります。

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こちらはTWOK。小型株、ラッセル2000指数に連動するETF。こちらは既に赤線、200日移動平均線を割り込む状況。

下ヒゲが出ているものの、ここが底となるかどうか。

小型株は8月に入り大きく下げていることがわかります。

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なんで?米国企業の4-6月期の決算発表は良かったはずでは?

ブルームバーグ
米企業の第2四半期決算、04年来の好ペース-海外市場が押し上げ

ブルームバーグによると、S&P500企業のうち、4分の3以上の企業が事前のコンセンサス予想を上回っています。

目立つところだとアップル(AAPL)やフェイスブック(FB)が決算発表後に株価が上昇しています。

株価低迷の原因はアイツとアイツ!

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お二方が原因です。

どうするべきなのか

他にも季節性、8月9月は荒れやすいとかテロの影響もあるものの、じゃあここで全部の株価を売却したほうがいいかと言うとそこまでしなくていい気も。

売った後に株価も反発。もう一度買いたいけれど結局売却時よりも高値で買い直すことになってしまいそうだ

となる可能性も。むしろこのパターンを経験している投資家はずっと多い。

はい、私もあります。

このブログ主はどうするか

私は現在キャッシュポジションが14%くらい。

チャートを見て思ったことはー

もう1つ2つ、売却してキャッシュポジションを更に広げる“かも”しれません。何%に根拠はありません。感覚です。週明け株式市場が大きく勢いづくのであれば、それも見送る可能性があります。

もう嵐は過ぎ去ったー

株価の調整はもうここまでのことで後は上がるのみ

と思いたいところですがさてさて、来週の動向に要注意です。

最後までお読み頂きありがとうございました。お役に立てましたでしょうか。
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